こんにちは、石嶌之広です。

今回のお話しは、「話さない」です。

また、わけのわからないお話しをいたします。

「どうしてうちの子は・・・」

普段、お子様の勉強について、この質問を繰り返している保護者の方は多いのではないでしょうか。

そして、何かしらの解決策について、近くの人に話しかけます。

「●○という通信教材は・・・」「●○塾は・・・」

今回のお話しはここから先のことになります。

あるとき、これはという解決策に深い興味を持ったとします。そして、その実行について計画を立てました。

その時、いつものように、その計画を 近くの人に話しかける・・・。

今回のお話は、ここの部分です。

もし、本当にその計画を実行して自分の描くようなものを求めたいのであれば、近くの人に話しかける・・・を必要最小限にとどめておく必要があるという
ことです。

その計画の実行にかかわる人だけ、そしてできるだけ最小限の人です。

このことは、お子様の勉強に限らず、行動すべき計画の多くにもあてはまります。

以前、会社員生活をしていたとき、会社ではいままでにやっていなかった自分自身にある権限の中で新しいことを実行しようとしていたとき、その計画については、行動にかかわる人にしか話しをしませんでした。

話をする人には、この計画の中で「どうような行動をするか」についてだけ話しをするようにしていました。

行動に携わらない、話す必要のない人には「話さない」のです。

それが上司であっても、行動に関わりがない人であれば「話さない」。

そうすることで、会社ではいままでにやっていなかった取組みを実行してきました。

スタート直後は、非難の嵐、しかし1年経つと、それがあたりまえになる。

例えばこんなことがありました。

今、運送会社に電話をしてみてください。多くの会社が、マニュアルにそった丁寧な応対をするとおもいます。あまりにもマニュアルにこだわりすぎて、もどかしさを感じるくらいでしょう。

しかし、20年前はそうではありませんでした。どの運送会社に電話しても、個人の力量にまかせられた応対をしていたのです。

だから、気持ちの良い応対をする人、どうしようもない無愛想な応対をする人がはっきりとしていました。

その時、「万人がある程度みとめる、丁寧な応対はどんなだろう」と思い。

電信電話ユーザー協会が行っている電話応対コンクールの門をたたいたのです。

私「コンクールを見学させてもらえませんか」

担当者「石嶌さんが参加されてはどうですか」

私「僕が・・・」

そして、参加しました。
(結果は・・・「元気が良くて好評でしたよ」でも点にはなりませんでした。)

そしてそれ以降、私の営業所では、全国に先駆けて電話応対コンクールに参加するようになったのです。おそらく運送業界全体の中でも先駆けだったと思います。

しかし、これは非難の嵐でした。

今となっては、何故、非難を受かるかわからないようなことですが、当時はそうだったのです。

おそらくは、この行動の実行に関して、あれこれあらゆる人に話していたならば行動前にくじけていたでしょう。

その他にも、「絶対、停止線前でとまれ」とか、「バイパスは絶対60キロ以内で走れ」とか。

当時は、非難の嵐でした。

今、もしS急便のトラックが、60キロ制限のバイパス道路を60キロ以上で走っていたら、ナンバーを控えて、私に連絡をしてください。(宜しくお願いします)

もし、これらのことを実行前に、あらゆる人に「話す」という行動をしたらどうだったでしょうか。

さて、この「話さない」については、もう一つのことがあるのです。

今回は以上です。

誤字脱字文法誤用お許しください。