こんにちは、石嶌之広です。
今回のテーマは「環境」です。
長いお話になります。
10年後
10年前の今日、いまの自分の姿を予想していた方はどれほどいらっしゃいますでしょうか。
時々お話する内容です。
10年前、私は運送会社に勤めていました。
先日、近所の高等学校で、高校生進路ガイダンスをしてきましたが、
10年前の私は、
「10年後は塾を経営してスーツを着てネクタイしめて高校に進路ガイダンスをしに行く」
「高校生を前にして「君達の将来」ついて語る」
などということは、まったく描いていませんでした。
毎日、同じ制服を着た仲間と、荷物、トラックを前にして仕事をしていました。
10年後はまったく予測できない。
1年後、2年後ならばどうでしょう。
昨年、一昨年前のこの時期
「いける高校がありません」
こういっていた、中学3年生
担任の先生からは、「このままでは、市内でいける高校はありませんよ」とまで
言われていた生徒達は、いま近所の私立高校の全日制普通課程で生き生きと学んでいます。
さらにその前、「5科目内申に1が2つもあると高校にはいけません」といわれていた
中学2年生
その生徒は、近所の公立高校に入学。
翌年お母さんから
「不思議に高校に受かったうちの●●、高校に行ってからどうしたことか、
いつもクラス10番以内なんです」と不安そうに電話がありました。
(お母さんの気持ちというのは成績が上がっていると不安になるそうです。)
こうした生徒は、1年後2年後の自分を予測していたでしょうか。
たぶん、予測していなかった。
でも、いえるのは、目指していた。
私はいま、反省しています。
9年前より、インターネットを使い、勉強についての情報を配信してきました。
少しでも多くの、勉強に悩む中学生・保護者に役立ってもらおうと、資料・冊子も
作ってきました。
しかし、本当に大切なのは、彼ら・彼女らが目指したものを実現させる環境なのです。
その環境形成を、保護者の方々にほとんど依存していたのです。
この夏行った、「夏休み勉強合宿」
遠くは、沖縄県や石川県から来てくれました。
広島、埼玉、滋賀、愛知、神奈川、東京から、みんな遠くから来てくれました。
中には、保護者の送迎なしで一人できて1人で帰った子もいます。
参加したすべて子供達が、「こんなに勉強したことない」と言っていました。
そして帰宅直前、「もう1週間続けたい」とお母さんに同意を求めた子が2名。
勉強が苦手で、普段は勉強に打ちのめされている子供達。
環境というのは、いかに大切なものなのだろうか。
痛切に感じた夏休みでした。
やっと夏休みの疲れもとれかけたこのごろ、本来すべきはこうした「環境作り」
であることに、ようやく気がつきました。
やらなければならないことは、気がついた者にしかできない。
これからの時期、何ができるのか、そう自問し、選択した企画です。
公立高校入試で400点とる勉強部活。
静岡県は50点満点ですので、200点とる勉強部活。
ふだん、学校テストや統一テストなどで、コテンパンになっている中学生にとって
満点の80%とるというのは、夢のまた夢ではないでしょうか。
とても不可能なことです。
しかし、こんな不可能なことに挑戦できるのは、普段から勉強が得意で点数がよくとれる子
ではなく、勉強が苦手でテストの点にいつも悩まされている子にしかできません。
世の中で一番苦手なものに、正面から向き合い挑戦していく。
勉強が苦手で、いつもテストにやっつけられている子にしかできない環境を作ります。
現在の学力・やる気不問
ただし、真面目であること。
これが参加必須条件です。
【対象】
26年入試に兆戦する中学3年生
27年入試に挑戦する中学2年生
【参加条件】
成績最下位レベルから上位中段位まで。
※学校テストや模試で80%以上の点が取れる生徒や近くの大手予備校で充分学習ができる
生徒は対象外。
勉強企画を最優先にする意志があるご家庭
【参加日】
土曜・日曜
時間9:30~18:00
【場所】
静岡市清水区内教場
【参加方法】
JR清水駅集合後に車で移動
【参加費】
入会金
9,500円
月謝
土曜・日曜のみ15,750円 月4日
土日 61,000円 月8日 宿泊費・食事込み
教材費
1科目 3,000円
HP http://nyushi.study054.com/
10月12日(土)からスタートします。
参加希望者は、電話またはメールでご連絡ください。
054-367-4830
info@1singaku.com
よく、生徒達には何度も同じことを話します。
その中の一つ
こうして勉強を一生懸命すれば、「いつかテストで点がとれるようになるだろうか」
と思うことがあるかもしれない、しかしそんな、ちっぽけなことは考えるな。
こうして頑張った勉強は、「本当に役に立つのだろうか」と疑問に思うことがある
かもしれない。しかし今の君達には絶対にわからない、20年経ったら振り返ってくれ、
「あの勉強は役に立ったのか」。答えはそのときに、はっきり解る。
どんなに不可能なものでも、挑戦しなければならない時があり、そしてその挑戦が出来る
時がある。
そんな機会を、中学生の時代に勉強を通して経験して欲しいと思います。
対象は、中学3年生2年生 ※1年生は応相談
現在の学力・やる気は不問です。ただ真面目な中学生が参加条件です。
ご連絡をお待ちしてます。
石嶌之広
今回は以上です。
追伸1
辛い勉強ほど価値がある。
その辛い世界「仮想訓練」実践場の一つが教室です。
家にこうした訓練所的空間をつくるのは難しいですね。
なかなか家での勉強は難しいですが、家での勉強は、家での勉強ならではの目的・価値
・方法があると思います。
誤字脱字文法誤用お許しください。