講師の先生が担当している小学生の勉強時間。
「先生、電卓かしてください」と小6年生がやってきました。
実は小学生の電卓問題、教室では電卓を使わないルールにしてあるのです。
電卓の使い方は使い方としてレクチャーはありますが。実際の問題には電卓は使わないのです。
電卓マークがある複雑な計算は、特別な電卓をつかいます。
それは、コピー用紙。
今回は、3桁が20個位の平均を出す問題でしたので、A4のコピー用紙を渡しました。
「ありがとうございます」
といって机に向かった生徒。
ここで説明です。
今回のように、沢山数字があることで複雑になっているものは、チャンク化を使います。
20個を、5個ずつくらいのグループに分けて、グループ別に取組んでいく方法です。
ポイントは、1グループ7個以内。できれば6個以内にすることです。
今回は、3個グループを3個と同じく3個以内グループ4個出して総合計をだし20で割ればよいので6年生にとっては簡単です。
だんだん数字が大きくなって一気に割るので楽しいみたいです。
電話番号で有名なチャンク化は色々なところに使うことができます。
大きなものを何とかするときには、分類してチャンク化し、個別撃破していくことが一つの方法です。