今回のお話し【 計算力と二次関数そして誰も知らない学力 】について

こんにちは、石嶌之広です。

自宅の小庭で作っていたニンジンとダイコンのあとを何にしようか悩んでいます。

もう一回ニンジンかそれともタマネギかそれともレタスか。。。

虫の音が秋がやってきたことを感じさせてくれます。

夏休みが終わると季節は突然に秋になります。

今回は、夏の思い出からお話します。

思い出なので、なんとはなしに語ります。

意味不明なお話にお付き合いください。

題は「計算力と二次関数そして誰も知らない学力」です。

思い出といっても数日前のことです。

夏の合宿が終わり、塾の夏期講習も最終日、数学の時間のことです。

3年生の二次関数を説明していました。

「ああしてこうして・・・」

いつもならサッサと説明するシーンですが、この日は違います。

なにしろ、夏休みの最後、合宿と夏期講習の疲れがドッときているところです。

最後の1時限ではもうクタクタになっています。生徒ではなく教えるほうがです。

どのくらいかというと、11ひく3は、えーっと、えーっと、うーん筆算しよう。

サンク27だっけ28だっけ・・・っと生徒に聞く。

というくらいです。思考力極めてゼロ状態。

ということで、なんとか夏休みが終わりました。夏の勉強は思いっきり集中します、そして負荷もかかります。

そんな状態でも生徒に二次関数の説明ができます。

もちろん、時間はうんとかかりますがちょっと複雑な問題でも解くことができ説明もできます。

なぜならばルールを知っているからです。二次関数の問題を解くこと、説明することに必要な知識とスキルを持っているからです。

っで、何がいいたいかというと

計算が苦手という中学生、計算をするのにウーーンと時間がかかります。

学校ルールでは時間内にできないと「できない」になります。

でも時間制限なしで、時間をかけても全然いいということであれば、「計算が苦手」という子を「計算が遅いという」という子に変えることができる場合もあるのではないでしょうか。

「計算が苦手」という子より「計算が遅い」という子になれば、二次関数を理解する可能性が高くなります。

二次関数の問題を解くことに必要な知識とスキルを持てばいいからです。

時間はかかかりますが、計算をさっさとできなければならないことはないからです。

計算が苦手という子が計算が遅い子に変われば二次関数はできる。

この夏休み、そんな感じの子が何人かいました。

進まない、進まない、でも、明らかに着実に進んでいく。

結局、目標までには届かなかった。残念。

でも、圧倒的な学習時間の中でいままでになく進むことができた。

作成したノートの枚数がそれを物語っています。

その問題に対応するために必要な知識とスキルを掴みながら進んでいきました。

学校での評価=ご家庭での評価は得られないかもしれませんが確実に得たものがある。

そして誰も知らない学力を秘めたまま夏休みが終わったことになります。

今回は以上です。

石嶌之広

誤字脱字文法誤用、意味不明なお話、お許しください。

追伸

昨日は、半日以上なにもせず休みました。

でもまだ、ふぬけのままです。

昨年の様子から想定すると9月いっぱいはこのふぬけ状態が続くと思います。

椅子があれば座ってしまう。5分あれば寝てしまう。

時間がゆるやかにすすんでいく風情のある1日を過ごしています。

こんな状態も中々いいものです。