こんにちは、石嶌之広です。

今回は、「今、持っているもの」についてお話します。

今回は長くなるかもしれません。少し汚いお話もするかもしれません。

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中学生時代

ちょっと思い出してみました。

私の場合、市内では、繁華街に近くヤンチャで有名な公立中学校に入ります。

本当は続けたかった運動の種目がなく、その次の選択とした柔道部の入部、そして新聞配達のアルバイト。

小学生の時、毎日必ずほぼ一日も欠かさず、担任の先生に叩かれ続けていました。

理由は様々ですが、大方は、宿題を絶対やらない、忘れ物が必ずあるというものです。

そうしたことから中学校2年生のはじめまで、自分には「学校の勉強」というものは、よその人のもので自分には関係が無いものであり、大人は色々言いつくろうけど、本当は自分には関係が無いと理解していました。

中学校を卒業すれば働きに出るのが必然であり、今、学校の勉強をすることはあまり意味が無く、とにかく問題を起こさずに過ごしていくことだけが必要なのだとして過ごす日常でした。

実際、ある先生が授業中に、「将来」という質問をしてきたとき、「進学」という解答をしたところ、先生もクラスの皆も大笑いしていました。そこには励ましの意味があったのかもしれません。しかしそれが現実であることを再認識した瞬間でもありました。

こんな中学生でした。

しかし突如として2年生のある日から勉強をはじめ、高校進学そして大学へと意志を固めます。

その時、密かに描いたのが大学への道でした。

中学3年生の担任の先生が誰だったかは覚えていませんが、しかし「お前には高校進学は無理」と言っていたのだけは思い出します。

でも私は高校に進学、そして「特進」というクラスに所属しました。

私立高校で普通科で入試をした生徒の中から点数をとった者を一部拾い上げたということでした。

入試で満点、それが、中学生の時にした勉強の結果でした。

高校時代は、何をしていたかというと、一番に「勉強」ということができます。

勉強というものは、自分を裏切らないのを知ったからです。

勉強というものは、やればやるほど、自分自身に何かを与えてくれる、というのを知ったからです。

2番はアルバイトと仕事です。

そのアルバイト代を使って受けていた近所にある有名予備校K塾の全国模試で、数学が全国で6位。その時、「自分は数学が得意なんだ」というのを知ります。

中学生の時、「数学が得意」とは考えたことはありません。でも、たぶんすでに持っていたかもしれないと今は思います。自分は知らない、もちろん学校の先生も知らない。

先日の12月10日で51歳になりました。

大学を卒業して社会に出てから本当に色々ありました。運送会社で21年、七転八倒、悪戦苦闘の毎日でしたが良い経験をしました。

現在、学習塾を経営しています。中学生の生徒達を毎日みています。

中学生。

今、彼らの持っているものをレーザービームのように見る事ができる瞬間があります。

質問です。

定期テスト、5科目の点、すべて一桁の生徒がいます。

その生徒の「持っているもの」を見る事ができる人が何人いると思いますか。

もしかしたら、ゼロであっても不思議はないと思います。

学校の先生にわからない、お母さんにもわからない、もちろん本人もわかっていません。

しかし、あるのです、「今、持っているもの」

是非、伸ばしてあげられる環境を作ってあげてください。

お願いいたします。

今年の夏、父が他界しました。

私が大学を目指すのを当たり前のごとく後押ししてくれたのは父でした。

本当に感謝しています。

石嶌之広

追伸

昨日、実家に帰りました。

いまどきありえないと思いますが、実家は風呂がありません。本当に無いのです。

風呂は近くの銭湯に行きます。そのため、毎日、風呂に入るということはなく、週に何回か風呂に行くという感じでした。

だから汚いのです。小学生時代は制服というものはないので、毎日同じ服を着ています。アルバイトに行く日曜日には身なりを気をつけますが、普段は汚い。
そのため、先生方には随分と嫌われました。小学5・6年生の時は特にそうだったと記憶しています。

先日は帰宅した時間が遅かったこともあり、近くの銭湯の営業時間には間に合いませんでした。しかし、今日、近くの銭湯に行ったところ閉まっていましした。
もう営業をやめてしまったのかもしれません。

そのため、2日間風呂に入らずにいます。2日間風呂に入らないのは久しぶりです。

大学生時代も、毎日、運動部で汗を流していたのにもかかわらず風呂に入るのは週2回か3回でした。

今、懐かしい気分でこの時間を過ごしています。

汚いやつは嫌いという方は多いと思います。

それが普通です。汚いやつは嫌いという方どうぞ配信を解除してください。

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今回は以上です。

誤字脱字文法誤用お許しください。